濱田研を希望する学生へ
濱田研のポリシーは「よく遊び、よく学び、よく実験する」です。
濱田研では良く飲み会やBBQなどをやりますが、飲まなくても楽しく参加できる学生は大歓迎です。 また濱田はアウトドアが好きなので、可能な限りBBQをしようと企んでいます。 スポーツも大好きなので(あまりできていませんが)濱田を誘ってくれる人も大歓迎です。濱田研は良く遊びますが、それ以上に実は「研究」にも真剣に取り組んで、卒研発表の内容で、それぞれが学会発表できることを目指しています。
濱田研に入ってから濱田研の研究スタイルに戸惑う場合もあると思いますので、前もって濱田研の研究スタイル&考え方をお伝えしておきます。
研究は早い者勝ちです。スピードが求められます。そして簡単に成果がでる訳ではなく、 天才的なアイデアか、人一倍の努力が必要です。 濱田の脳みそには「楽しそう!」「面白い!」「これって不思議!」と感じて、 色んな実験をやりたくなる好奇心とそれを実現するための沢山のアイデアはありますが、 残念ながら楽をして結果がでるような天才的な頭脳や芸術的センスはありません(あれば良いんだけどね…)
そのため、これまでの濱田の研究では「人一倍努力して、他人よりも沢山実験をする」ことで、 研究成果を得てきました。 幸いなことに生物学では、研究者の頭脳はそこそこでも、適切な実験条件を揃えて実験を繰り返せば、 答えは生物自身が教えてくれます。 そのため、トライ&エラーで実験を何度も繰り返せば、そこそこのレベルの頭脳でも世界の第一線で戦えて、 そして、いつの日か、教科書に載るような発見もすることができます。 数学者や理論物理学者のように天才的な頭脳や、芸術的なセンスは不要です。 残念ながら濱田にも、そんなものはありません。 「泥臭く、粘り強く、研究する」それが基本です。
濱田研には、多くの学生さんや研究員さんと一緒に様々なアイデアを検証し、 その結果、「これは面白い」と世界の研究者達が思ってくれる実験ネタが豊富にあります。 そして、それらの実験ネタを検証するための「そこそこの」予算と「それなりの」設備が整っています。 足りないのは「泥臭く、粘り強く、研究する」研究者=学生の皆さんです。 「教科書に載る研究をする」「研究で人類に貢献する」「ベンチャー企業を設立して大金持ちになる」 そういった野心を持った学生、大歓迎です。 濱田研で大学院に行って、僕と一緒に世界と戦う学生、大歓迎です。 そんな野心とかはないけれど、濱田さんと一緒に居ると、何だか楽しそう。 何か自分の知らない世界が見えそう。根性はあるから、一緒に研究してみたい。そう思う学生も大歓迎です。
卒研の最初から世界最先端の研究(=めっちゃマニアック)を理解して楽しいと思う人はほぼいないです。 僕自身も4年生の時は研究の何が面白いか分からず、ほとんど何も考えずに勢いだけで実験をしていました (園部さん、ごめんなさい) それでも素晴らしいアイデアと世界最先端の技術を習って、 4年生の僕には全く価値が理解できない色んな結果がでて、 4年生の3月(卒研発表後)に学会発表をしました。 たぶん僕自身が「研究って楽しい!」と目覚めたのは、この学会発表してからで、 他の大学の先生方が「僕に直接」この研究は面白いとか、凄いとか、この研究はこうすれば更に良くなるとか、 どういう風に実験をしているの?とか質問をしてくれて、実は知らないうちに 世界の最先端の研究を自分自身の手でやっていて、れっきとした研究者になっていたことに気付きました。
卒研生の皆さんにも同じ経験をして貰いたいので、 濱田研では、1人1テーマで、結果がでれば学会発表ができるような卒研内容を設定しています。 岡山理科大学でも、世界最先端の研究ができます。 天才的な頭脳は要りません。泥臭く、粘り強く、研究を真剣にやりましょう! そして新発見をして、世界を「あっ」と言わせましょう。
あと、これは余談ですが、 濱田はお酒を飲むのが大好きですし、学生と喋るのが大好きです。 ただし、お酒を強要して飲ますことは大嫌いです(お酒が勿体ないです) 美味しいお酒が大好きで、悪酔いする不味い酒は嫌いです。
皆さん、一緒に研究室生活をエンジョイしましょう!